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エアコン工事のよくあるトラブルと対処方法の巻

KNOWLEDGE-02

エアコン工事のよくあるトラブルと対処方法
エア丸のエアコン道場

今回はエアコンのよくあるトラブルと対処方法ワン!

このコーナーでは、エアコン工事の時によくあるトラブルについてまとめています。エアコン工事時のトラブルは皆さんが予測しているよりも多く発生しています。

エアコン工事は大きな金額がかかりますので、工事不良や不当な追加請求は何としても避けるべきです。

このコーナー記載された情報などを参考にして、気持ちよく工事を完了されれば幸いです。

 

皆さまの要望に応じて随時コンテンツを追加していきますので、よろしくお願いします。

追加工事料金の発生

現象と主な原因:

エアコンを設置する際に、 見積もり以上の追加料金を取られてしまったとのトラブルがあります。

特にエアコンを移設する際の冷媒管(冷気を循環させるパイプ)の交換で話題にされることが多いと思います。

トラブルになる原因は「想定外」が1つだと思います。

冷媒管は基本長期にもつものなので、工事のたびに交換する必要はないのですが、改修の場合などでは前の工事の品質によっては交換をせざるを得なくなり、その場合交換すること自体が実費のかかる工事となるため15万円前後追加に費用がかかるケースがあります。

特にエアコン工事を現地見積もり介せずに電話やメールでの見積もりで依頼する場合は、 実際の現地条件やエアコンの状態によっては追加工事が発生します。


例えば、このように訴える業者が居るとします、 「エアコンの配管は絶対再利用できます」 実際の配管の状態や取り付け先での必要な長さを確認もせず、 これを言えるはずがありません。

現場では「言った言わない」のトラブルが発生し、 取り付けてもガス漏れのリスクがあります。

その他追加料金が発生するケースをいくつかご紹介していきたいと思います。


まずはエアコンの配管を通す穴です。
木造の家などで、穴を開けるのに特殊な道具がなくてもできる時は、追加料金はかからないことが多いですが、壁がコンクリートなどで、特殊な貫通工事がいる時は別途料金が発生します。

 

高額になるか追加料金なしでいけそうか、事前に確認しておくとよいでしょう。
この他にはオプションで化粧カバーをつけたり、クリーニングを依頼したりすると追加料金がかかります。

化粧カバーはなくても工事ができますし、エアコンを使う上では困りません。

しかし、カバーを付けることで配管を長持ちさせやすくなるので、エアコンを長く使う為には必要な施工になります。
また、長年使っているものであればクリーニングを依頼するのもお勧めです。

中まで新品同様にきれいになりますので、燃費もよくなり、移設後エアコンを長く使えることにも繋がります。

–POINT対策法 –
  • 問い合わせの段階で、はっきりと追加料金の可能性について確認しておくこと。
  • エアコン倶楽部では、 最初の見積もりに責任を持ち対応していますので、追加料金は請求いたしません。

電源のタイプと容量

電源タイプ

エアコン工事時に電源タイプと容量をしっかり把握していないと、エアコンを設置しても稼働できないという状況になります。最悪の場合には2か月以上稼働できないケースもありますので注意が必要です。

 

電源タイプには大きく分けて電源と動力があります。

電力会社との契約には、「電力」(電灯・従量電灯)と「動力」があります。

通常、一般の家庭は電力です。大量の電気を消費する場合は動力を選択します。

電力と動力では電気の「パワー」が異なります。

 

パワーと一言でいってもイメージがつかないでしょう。

これらの違いに関して詳しく見てみましょう。

【電力】家庭で用いられる

コンセントイメージ

「電力」とは、照明類や小型機器などを使うための「電気販売会社と結ぶ契約の種類」です。

ここでいう小型機器とは、主に住宅・店舗・事務所などにおいて単相で使用される照明以外の電気機器を指します。

簡単にいうと、照明と家庭用のコンセントから使える電気機器が「電力」です。

よく見かける2つ穴のコンセントが該当します。

しかし、エアコンなどには3つ穴のコンセントも用いられています。

電気供給は主に単相2線式か単相3線式です。

【動力】店舗や工場などで用いられる

「動力」は、店舗や工場などの大きな電力を使う場面で用いられます。

業務用エアコンや冷蔵庫を始めとする、大型の動力機器を動かす際に必要です。

大型の動力機器なので、「電力」と比べて供給電圧が高いのが特徴です。

「電力」の供給電圧は100Vで、「動力」は100Vと200Vがあります。

また、供給方法もより効率のよい「三相」と呼ばれる方法です。

単相で100Vの電気が送られる場合は「単相100V」、三相で200Vの場合は「三相200V」と呼びます。

–POINT対策法 –
  • 家庭用エアコンから業務用エアコンに切り替えるときには特に注意が必要で、業務用エアコンは動力電源が必要になり、この工事には電力会社の設置工事が必要になり最長で2か月ほどかかるときがあります。今の電源タイプとこれから設置するエアコンの電源対応を把握する必要があります。
  • エアコン倶楽部では電気資格をもった担当者がいますので安心してご相談ください

配管設置の際に陥るトラブル

エアコン取り付けの際に起こり得るトラブルの一つが、配管設置の時に起こる配管の長さの不足や、劣化による業者とのやり取りです。

 

これは、エアコンを改修するときに室外機や室内機の位置が、違うときに起こる問題です。まったくの予想外のトラブルだと焦ってしまいますが、こればっかりはそのままというわけに行かないので、配管を交換しましょう。

 

さらに厄介なのが、配管の劣化に関するトラブルです。配管を交換する場合、配管の劣化を主張されたとき、本当に良心から言っているのか否かわからなくなる場合があると思います。

しかし、本当に劣化していればガス漏れなどもっと面倒なトラブルの可能性がありますので、無視できませんよね。 素人目には難しいかもしれませんが、その時はやはり自分の目で劣化を確認して、交換するか判断したほうが後悔はないです。 また、その家の築年数などを把握しておき、配管の耐用年数も調べておくと良いでしょう。

–POINT対策法 –

エアコンを工事する現場にできるだけ立ち合い、作業の進行状況を把握できるように努めましょう。

現地調査の精度が低い

エアコン工事は工事予定現場の詳細を十分に把握した上で作業する必要があります。

現地調査の精度が低い場合には下記のようなトラブルが発生する可能性が生まれます。

  • 電気タイプが違い、エアコンが動かない
  • 電気容量が足りず、エアコンが動かない
  • 屋根裏に十分なスペースがなく新規のエアコンが入らない
  • 冷媒管・ドレイン管を通す穴を壁に開けたら電線、鉄筋、その他管などがあり、利用できない
  • 十分に冷えない、温まらない 馬力不足
  • 冷え方、温まり方にムラがある 設計不良
  • 風がお客様に直接あたりクレームに
  • 工事期間が大幅に延長される

このように様々なトラブルが起きる原因となります。

また、これらのトラブルは想定した以外の作業が発生することになり、追加請求をされるケースにつながります。

–POINT対策法 –
  • 工事前には必ず現地調査をしてもらいましょう。
  • 現地調査の精度が高い、工事会社を選ぶ必要があります。

まとめ

POINT①
エアコン工事について少しでも知識を深めることです。

知識を深めることにより現場で起こりえるリスクを事前に予測することができますし、トラブルが発生したり追加請求事案が起きたときに、工事会社側が負担すべきか、クライアント側が負担すべきなのかを正しく判断できます。

しかしながら、エアコン工事の知識を一から学ぶのは大変な労力となるので、最低でも大まかな知識を得れるように努力しましょう。

POINT②
誠実で、且つ精度が高い現場調査&設計、空調工事ができる工事会社に依頼すること。

すべてのトラブルの根本の原因は、エアコン工事会社の誠実さと作業精度に起因することがほとんどです。よって何よりも求められるのは、工事会社の質になります。

 

良い工事会社を選ぶのは空調工事の知識がないと難易度が非常に高いので、できれば知り合いに紹介してもらうか、複数の工事会社さんに直接会って値段以外の要素についてもじっくり検討されることをおススメします。

エアコン工事のトラブル事例とその対処方法のご紹介でしたが、今回の情報を参考に気持ちの良い工事をしていただければ幸いです。