業務用エアコンで最も有名なメーカーといえばダイキン。業界トップシェアを長年キープしているメーカーです。
ダイキンは万が一何かあった際の対応が早く、24時間365日サポートを受けられる点がメリットです。また、サービスエンジニアの育成にも力を入れていることから、質の高い修理対応を受けられる点も魅力です。
ダイキンの技術開発力も魅力で、他社にはない魅力的な機能を持ったエアコンを多くプロデュースしています。
エアコンの価格は他社と比べるとやや高めとなる点がデメリットといえるでしょう。
三菱電機のメリットは、センシング機能をはじめ機能的に優れた機種を扱っている点が挙げられます。幼稚園や保育園、高齢者施設など特に温度管理を重視する施設では第一候補となるでしょう。ダイキンと同じく24時間体制のサポートがある点もメリットです。
ただし、三菱電機の製品のメンテナンスを行える業者は他のメーカーよりも数が少なく、メンテナンス費用が高くなりがちな点はデメリットといえます。
日立のメリットは、製造コストを抑え比較的やすく機器を購入できること、さらに省エネに強い点もありランニングコスト削減も期待できます。設定電力内運転を行うセルフデマンド機能によって節電効果が期待できるため、オフィス内の光熱費を下げたい場合は日立のエアコンをぜひ検討したいところです。
デメリットとしては、三菱電機同様メンテナンスできる業者が限られている点が挙げられます。
パナソニックのメリットは、機種代が比較的安めなことと他にはないナノイー機能を搭載した機種を扱っている点が挙げられます。
ただし、他社と比べると空調の立ち上がりの速さや持続性について目立った強みがない点がデメリットといえるでしょう。